2012年 01月 15日
私が所属している日本アロマ環境協会から最新の会報誌が送られてきました。
巻頭の特集に岐阜県高山市で工芸村『オークビレッジ』の代表のお話が記事になっていました。
『オークビレッジ』さんのことは以前から知っていて、栗の木のキーホルダーを愛用していました(年末に壊れてしまいました。直せばいいんだけどね…)。
お箸も使っていますが、野球のバットとして使われるアオダモ・メイプルの中から、バットにするには強度に難がある不適格材を加工したものだそうで、漆仕上げです。
そして、『オークビレッジ』さんでは、クロモジ、ニオイコブシ、サンショウなど9種の日本産で野生の樹木の精油抽出、販売することになったそうです。その際、森林生態系の保全に関して細心の配慮をしたそうです。
野生の樹木にこだわったのは、栽培されて植物は化学肥料や防虫対策のための農薬など完全な防備をしてしまうと、植物は自らを守る「精油」を製造する必要がなくなってしまうそうです(香りのもとである精油は、植物にとって生命維持のための物質の集まりとされています)。
このように健康で、元気な樹々からの精油抽出された精油は、外国産精油と日本産精油を比較すると同じ樹種でもその成分が異なり、香りのブラインドテストでも海外産のものより、日本人には馴染み易いとの結果が出たそうです。
これからも日本の香りと森林に注目していきたいです。
※家でアップ(Mac)したものを会社でチェック(Win)したら、レイアウトが変だったので直しました。
#
by sorciere-iris
| 2012-01-15 23:29
| ひとりごと